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<<   作成日時 : 2010/05/29 19:00   >>

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地唄FAN 管理人です。

本日は「融」の演奏をアップ致します。
これで一応「石川の三つ物」は揃ったことになります。いずれも大曲ですが素晴らしい曲揃いです。
「コメントはちょっと」と言う方も、気軽に「気持ち玉」の貼り付けをしていただけると有りがたいです。よろしくお願いします。
唄・三絃 富山 清琴師
箏 富山 清隆師
による演奏です。


09B01

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  Special thanks to 管理人 千 様  
    (邦楽データベース → 古典データベース) 

          http://www.eonet.ne.jp/~tngk/deta/koten/frame.html

                            (ご紹介者:藤枝 梅安様)
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あの籬が島の松陰に、明月に舟を浮かべ、月宮殿の白衣の袖も、三五夜中の新月の色、
千重振るや、雪を廻らす雲の袖。

さすや桂の枝々に、光を花と散らす粧ひ。ここにも名に立つ白河の、
波の、あら面白や曲水の盃、うけたりうけたり遊舞の袖。あら面白の遊楽や。

そも明月のその中に、まだ初月の宵々に、影も姿も少なきは、如何なる謂はれなるらん。

それは西岫に、入り日の未だ近ければ、その影に隠さるる、
たとえば 月のある夜は、星の薄きがごとくなり

青陽の春の始めには、霞む夕べの遠山、眉墨の色に三日月の、影を舟にもたとへたり。
また水中の遊魚は、釣り糸とも疑ふ、 雲上の飛鳥は、弓の影とも驚く、 
一輪も降らず、万水も昇らず、 鳥は地辺の樹に宿し、 魚は月下の波に伏す。

聞くとも飽かじ秋の夜の、 鳥も鳴き、
鐘も聞こえて、月もはや、影傾きて明け方の、雲となり雨となる。

その光陰に誘はれて、月の都に、入り給ふ粧ひ、
あら名残惜しの面影や、 あら名残惜しの面影や。


<訳>
澄み渡る月の夜,あの塩竃の籬が島の松の陰に舟を浮かべ、天上人の白衣の袖も、八月十五日の十五夜の月の色のよう。雪を降らせる雲のように、真っ白の袖を幾重にも振る。
月の光が差した桂の枝々の、その光が花のように散らばる風情。ここ京都にも名高い白河の、曲水の宴の波に浮かぶ盃を夜遊の舞の袖に受けよう。何と趣の深い遊楽であることか。
そもそも冴えわたる月の、八月初めの月の宵々に、月の影や姿が薄いのはどういうわけであろうか。
それは西の山頂に太陽がまだ沈む前、その日の光の影に隠されるからである。月の出ている夜には星が薄いのと同じことである。
春の初めには、霞む夕べの遠山に、また遠山のその眉墨のような色をした三日月の影は、舟に喩えられる。
水中の魚たちは釣り針かと疑う。雲の上を飛ぶ鳥は、弓の影かと驚く。しかし実際は月は遠山には降りて来ず、海も月(舟)に向かって昇って行かない。依然として鳥は地上の樹に住み、魚は月下の波に潜む。
聞けば聞くほど興味の尽きない秋の夜から、やがて鳥が鳴き、鐘も聞こえて、月もすでに影が傾いて、明け方の雲となり雨となる。
その光陰に誘われて、融大臣が月の都にお入りになるご様子。何と名残惜しい面影か。何と名残惜しい面影か。


<解説>
能「融」の後ジテ(前ジテは塩汲みの老人)の出のサシ謡の後半からあとをそのまま詞章にしたものである。前弾きには三味線組歌「揺上(ゆりかん)」による手が用いられている。融の大臣の霊が遊舞の楽を舞うといった内容のものであるが、いわゆる妄執の念はない。むしろ華麗な趣のもので、地歌における狭義の”亡霊もの”とは認めがたい。
(平野健次)


能の物語は、六条河原の院を訪れた僧の前に塩汲みの老人が現れ、院のいわれを語る。
嵯峨天皇の時代、源融大臣は日本三大名所の一つである陸奥の千賀の塩竈の景色を「六条河原院」に再現し、難波から毎日海水を運ばせ、大臣自らその海水を汲んで塩を焼いて風雅な趣を楽しんだ。しかし、融大臣の死後は、「月もはや出汐になりて浦寂わたる景色かな。」と語るうちに汐汲みの老人は感極まって、融大臣の栄華を語り始める。
 老人は京都を取り囲む名所、東の音羽山から南の深草山まで眺め、伏見の竹田、淀、鳥羽、更に小塩の里、嵐山まで見渡し、担桶(たご)を荷い、やがて汀に出て塩を汲むと、姿を消す。

後段。僧の夢の中で、煌めくばかりの融大臣が現れ、満々と海水をたたえた河原の院で、「初月」「三日月」に照らされながら、曲水の宴で遊舞を舞う。
やがて夜明けと共に消え去ってゆく。
 
 「月もはや、出汐になりて」(満潮の上げ潮)と汐汲みの老人(融の化身?)は現れ、月は満月から初月、三日月と変わり、「月もはや影傾きて」と融の幻は消えてゆく。「融」全曲を通して、月の幻想的なイメージがつきまとう。月光に照らされ、曲水の宴での早舞の融(光源氏のモデルともいわれる)の姿が月と一体化し、幽玄の世界に引き込まれてゆく。

「古今集」巻十六(哀傷)、「伊勢物語」八十一段、「今昔物語」巻二十七に関連の記述がある。 




地歌・箏曲。本調子手事物。謡い物。石川勾当作曲、市浦検校箏手付。

「石川三つ物」の一つ。大阪で廃絶した箏の手が京都の伏見に伝えられ、それが大阪・九州などに伝承されたことから「伏見物」ともいう。謡曲「融」の後ジテの出のサシ謡の後半以下をそのまま歌詞とし、源融の遊狂と詠嘆に寄せて秋の夜の情趣を歌う。手事は前後二回あり、三味線組歌「謡上(ゆりかん)」による前弾が付く。最初の手事は能の盤渉早舞に対応する。後の手事は二段(初段をマクラという派もある)からなり、マワシ撥が多用される。派によって寸法に異同があり、九州系では前弾は多少短く、後の手事も二段目のみを演奏。

三弦  低本調子−二上り−三下り−本調子。
箏   半雲井調子−平調子−中空調子。


インターネット上で見つけた歌詞の解説サイトです。こちらはリンクして参照頂くのが良いのではと思いますので、URLを掲載させていただきます。(山戸 朋盟様のHPより)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~houmei/kasi/tohoru.htm


「地唄FAN」は地唄の音楽事典としてお使い頂くことを目指してます。
以下から一覧表をご参照下さい。

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コメント(20件)

内 容 ニックネーム/日時
「融」は、石川の三つ物の中でも
良さがなかなかわからなかった作品でした。
よく「八重衣」が大作の代表格とされていますが、
破格ではあっても手事物の基本形式に則っている
「八重衣」はまだつかみ所があったのですが、
「融」はなにしろ形式的にも幻想的で、
本当にわかり辛かった記憶があります。

しかしこの清琴さんの演奏は、
これまでに聴いたどの演奏よりも
すばらしかったです。
最初の手事が「盤渉早舞」に拠っている
というのも、このテンポだと
よくわかるような気がしました。

ところで、私は九州系の演奏で
よく聴いていたので、
大阪系のカットの無い演奏は
あまり聴いたことが無かったのですが、
京都ではどちらの流儀なのでしょうか?
京都のお二方にお聞きしたいところです。
ありす
2010/05/29 21:51
期間限定ダウンロードの第2弾は「融」の登場ですね!

*「八重衣」の際は本当にありがとうございました。
もう曲の虜になってしましました。
石川勾当の曲はどれも聞き込めば聞き込むほど、味わいのあるものなのかもしれません。八重衣がアップされてから他の曲を真剣に聞けなくなってしまったぐらいです、なかなかコメントもできずすみません。

「融」は私のレベルじゃまだまだ数年は弾くことのできない大曲ですけど、よく聞き込めば実際に習う時にスムーズですよね?きっと。

清琴さんの三絃はほんとに何度聞いても重みがありますよね。最近は機会があって清琴さんの組歌なども聞いたのですけど、やっぱりどんなジャンルでも流石としか言いようがありません。作物のように独壇場の曲は勿論ですけど、ちょっとした端歌物などでも本当に味わいがあります。

最初この曲が始まった時、ゾッとしました。
音がいいですねえ〜〜!
最初の一音でもう石川勾当の世界に没入状態です。
腐るほど「八重衣」を聞いたせいなのでしょうか?
いわゆる、好きな歌手の新譜がでて最初に聞いた喜び的な。
また箏の演奏も一流ですね、誰ですか?
三絃と響きが重なって何ともいわれぬ幽玄な世界観を表現していますね。これぞ地唄の境地です。

これまで聞いたのは何だったのでしょうか。(無念)
一つお聞きしたいのはこれ以上の「融」の演奏をお持ちですか?なかなかこれほどの物はないのではないでしょうか?
演奏形式は京都の方ではまさこれに同じです。
些細な違いはありますし、歌は勿論違いますけど。
やはり京都は原型に近いのか、いたってシンプルなんですね。
藤枝梅安
2010/05/30 00:24
「八重衣」も「融」もホントにいい曲だったのですね。
でも演奏する方は大変ですね。演奏会などであまり演奏されないのは残念ですが、わかる気もします。
演奏者はヘマするよりほどほどの選曲した方が無難ですし、
聞く方も普通の演奏だと間違いなく寝ます!長いし。
(私です!苦笑)
はっきり分かったことはこの曲は尺八を入れない方が絶対いいということです。重くならないように駆け抜けるところはそうしないとまとまりがよくわからないことになってしまう気がするからです。

ありすさん
私は九州系の演奏を逆に聞いたことがないのですが、
私が聞いていたのはこの清琴さんのものにかなり近いものです。些細の違いはありますけど。またまだ習ったことがないので詳しく習ったらもっとうまく説明できるのでしょうが、素人ですみません。
藤枝梅安
2010/05/30 00:24
本当のプロというのはすごく難しいことを、さも簡単なことのようにさらりとしてのけるものですよね。
「融」のように難曲中の難曲でもなんだか聞いていると自分でも弾けそうな気になってきませんか?
富山清琴さんはやっぱり何度聞いてもすごいお人なのですね。
藤枝さん同様、僕もこの曲のファンになりそうです。
最近彼はいつも八重衣ばっか聞いて気の毒になってきますけど、(「衣」中毒ですかネ、聞いてるとき首振ってますヨ)
僕はこっちの方が好きかもしれません。
でも彼のいう通りこの2曲ってすごく似てますね。
内容は全然違うのにやっぱり、同じ作曲家だなあと実感します。

途中「それは西岫に、入り日の未だ近ければ、その影に隠さるる」と語るとこ面白いですね。最初の手事で盛り上げて、次の展開は如何にみたいなことになって、語って歌ってだんだんクライマックスに持っていくのは、もう一つの世界がありあますよね。そういう意味でやっぱり他の恋心を歌うだけの端歌物などと比べて大曲たる所以なのでしょうかねえ。

山田流の「葵の上」みたいに能のかけ声のような演出も面白かったけれど、地歌としてはこちらの方がしっくりきますね。

清琴さんの高ツボのスムーズさにはホントに頭が下がります。僕は「虫の武蔵野」でいっぱいいっぱいなのに。
あとやっぱ醍醐味は唄ですねえ。侘び寂びですかね。
男の人が歌うとなんか物悲しいじゃないですか、それがいいんですかね?

管理人さんは地唄の曲では何がお好きなのでしょう?
聞くきっかけはかの「八重衣」のようですが、最近はお気に入りなどはあるのでしょうか?
そんなのもまたアップしていただけると興味津々です。
raimund
2010/05/30 00:47
>藤枝梅安さん
京都での「融」の演奏様式の情報
ありがとうございます。
やはり京都でも省略無しなんですね。
お話を伺えば伺うほど京都の演奏家の方を
もっと聴いてみたい、という気持ちになります。

九州系の「融」では、たとえば
矢木敬二先生や、太田里子先生、
井上道子先生、福田栄香先生、
阿部桂子先生、藤井久仁江先生、など
いろいろ聴いたことがあります。
でも、大阪系では菊原光治さんしか
聴いたことが無かったのですよ。
菊筋、富筋の違いもあるでしょうし、
尺八のある無しも関係あるでしょうし、
なにより清琴さんのあまりのすばらしさ、
決して比較などではないのですが、
圧倒的な感銘を受けました。
やはり、ある程度のスピードは必須だと
再認識した次第です。
尺八入りでも可能なのでしょうが、
どうしてもテンポが緩くなりがちですよね。

この演奏の箏は現清琴さん、
つまり富山清隆さん、のはずです。
清琴さんの三絃を受け止めて
それを活かす、すばらしい箏ですね。
阿部桂子先生、藤井久仁江先生コンビのように
やはり対等の名手でないと、
三絃も真価を発揮出来ないのだと思います。
ありす
2010/05/30 00:57
今年も
「古典伝承・保存の為の 地歌・箏曲演奏会」
が京都当道会主催で行われます。
今年は6月6日(日)僕達の先生も演奏しますので、ちょっと出かけてきたいと思います。

演目は
京みだれ/水鏡/磯千鳥/根曳の松/大磯八景/関寺小町/雲井弄斎/富士太鼓 
だそうです。
ちょっと紹介まで。
raimund
2010/05/30 01:02
ありすさんはさすがですねえ。
そうですかあ、お琴は富山清隆さんですか。
親子パワーおそるべし。
九州の阿部桂子さん親子もすごいですしね。

以前富山清琴・清隆さんによる三絃合奏の「残月」を鑑賞しました。それはもうすごかったです。
なによりしっとりつやつやな名演で、気づいたら自分の世界に入ってました。曲にそれぞれ個性を持たせられたら素敵ですよね。
残月のあの「人生の苦悩」的な世界を艶っぽい三絃で見事に表現なさってました。
藤枝梅安
2010/05/30 01:10
>raimundさん
さすがに稀曲が当たり前のように
演目に並んでいますね。
やはりこれは京都でじかに
拝聴するしかない、と思いました。
京都は気軽にいける距離ではないですが、
いつか行きたいです。

ところで私も曲を把握しようと
何度も繰り返し聴いたためか、
今では「融」は大好きな曲の一つです。
やはり、何度も聴く、というのは
基本なのかもしれませんね。

そして、管理人さんのお気に入りの曲、
というのは私も興味あります。
是非そうした曲もご紹介ください。
ありす
2010/05/30 01:10
そういえば富山清琴さんの「残月」はこの地唄ファンでもとりあげられていましたね。
あのお琴も清隆さんなのでしょうかね?

残月は尺八入りでもすごくいい曲ですよね。
私はむしろ尺八があった方が好きでしたが、
清琴さん親子の三絃合奏はよりシンプルで曲の美しさが際立っていた感があります。
藤枝梅安
2010/05/30 01:17
去年の演奏会でもほとんど聞いたことない曲ばかりで、
地唄ファンの存在も知りませんでしたし、なんか拷問のようでしたが、今年は少しは鑑賞できるのではないでしょうか。
一曲が長い曲ばかりなので、聞く方も相当体力いります。
この演奏会は絶対初心者向けでないことだけは確かです。

6月13日には今度は三曲の演奏会(メインは尺八なのです)が平安会館で催されますが、こちらは有名曲ばかりです。今小町とか笹の露、西行桜などなど。
毎週演奏会づくしで、聞くだけの僕はもう嬉しいような、大変なような。
ありすさんも機会があれば京都にぜひお越しくださいね。
raimund
2010/05/30 01:23
このブログでの清琴さんの「残月」の箏、
これは私も少し気になっています。
というのは、これはいわゆる「大阪残月」ではなく、
米川琴翁の手付なのですよ。
ですから、米川さん系統のどなたかとの
共演ではないかと思われます。

三絃合奏の良いところは、おっしゃるとおり、
曲の構造美をそのまま楽しめる、
そういうところだと思います。
特に峰崎の三絃書法は素人でもわかるくらい
とても三絃を活かしていると思いますので、
尚更にそう思います。
ありす
2010/05/30 01:28
>raimundさん
確かに初心者でいきなり
あの演目ではきついでしょうね。
でも今年は楽しめるのでは?

京都は都合がつきましたら、
演奏会、是非伺いたいです。
地歌談義もしたいですね。
ありす
2010/05/30 01:31
毎回演奏会では京都中の当道会の先生が出演されるのですけど、出演される方の数が多いので、お大勢の合奏状態なんですよね、それが問題だと思います。
やっぱり純粋に2人とかで演奏した方が絶対いいと思うんですけど、残念ながら一曲につき10人ぐらいで演奏するんです。プログラムをみると出演者の数は去年にくらべて今年はまだ少なめですけど。
raimund
2010/05/30 09:01
朝起きてアクセスしてみてビックリ!! こんなにすぐに皆様から大量のコメントをいただけるなんて!! 一日で12件と言うのは新記録かもしれません。あと「気持ち玉」を貼り付けてくださった方もおられてこちらも嬉しいです。
皆様のサポートに本当に感謝します。

とても全部にレスポンスできませんが、幾つか記載させていただきます。

ありす様も「融」は最初苦手だったご様子。確かになかなかつかみにくいところがありますね。それと良い演奏にグイグイ引き込んでもらわないと、なかなか最後まで聴く緊張感が維持できず、曲の良さも分からないということもあると思います。富山清琴師の演奏は皆様もおっしゃっておられるように素晴らしい名演と思いますので、曲の良さも堪能させて貰えると思います。
九州系の演奏もいずれアップさせていただきたいと思いますが、まだ具体的な予定は決まっておりません。しばらくお時間を頂戴することになると思います。
(続く)
地唄FAN管理人
2010/05/30 11:08
「八重衣」の際は本当にありがとうございました。もう曲の虜になってしましました。八重衣がアップされてから他の曲を真剣に聞けなくなってしまったぐらいです、なかなかコメントもできずすみません。
>管理人
藤枝梅安様 有難うございます。「八重衣」の苦手意識は完全に払拭されたようですね。何よりだと思います。raimund様からは「藤枝さんは最近ずっと八重衣を聞いている」と教えていただき、思わず微笑んでしまいました。確かに分かるような気がします。特に三絃をやっていらっしゃる藤枝様にはより興味深いのかもしれません。ずっと大昔のことになりますが、山田流の三絃を熱心にやっておられる方にこの演奏を聞かせて、何人か生田流に転向させてしまった事があります。かなり確信犯なのですが・・・(笑い)
コメントは十分に頂戴していますのでご心配には及びません。しばらく「八重衣」にどっぷり浸かった後にまた他の曲をお聴きになって是非ともいろいろとコメント下さい。よろしくお願いいたします。

箏の演奏も一流ですね、誰ですか?
>管理人
この質問を頂くのが一番申し訳なく思うところです。スミマセン・・・良く分からないのです。恐らく奥様と思われますが、はっきりは分かりません。ありす様 お分かりになりますか? HELP!です。

一つお聞きしたいのはこれ以上の「融」の演奏をお持ちですか?なかなかこれほどの物はないのではないでしょうか?
>管理人
確かにこの演奏も非常に名演なので、「これ以上」と明確に言えるものはすぐには思い浮かびませんが、九州系でも幾つか保有しておりますので、それを将来アップして参ります。評価に関してはお聴きになる方の好み、判断に委ねるしかありませんね。それぞれの嗜好もおありでしょうから。

(続く)

地唄FAN管理人
2010/05/30 11:10
最近彼はいつも八重衣ばっか聞いて気の毒になってきますけど、(「衣」中毒ですかネ、聞いてるとき首振ってますヨ)
>管理人
raimund様 藤枝様の様子を教えていただき有難うございます。「衣」中毒!!(笑い)
でもraimund様もうっかりすると「融」中毒になってしまうかもしれませんしね。

管理人さんは地唄の曲では何がお好きなのでしょう?聞くきっかけはかの「八重衣」のようですが、最近はお気に入りなどはあるのでしょうか?そんなのもまたアップしていただけると興味津々です。
>管理人
私のお気に入りの演奏ですか?ありす様からも同様のご質問を頂いたように思います。いやぁ 困ったです。良い曲、良い演奏に出会うとどれも好きになってしまうのですが、「この一曲!!」と言うものは特定出来ないですねぇ。しかしその中でも「八重衣(阿部師)」 「越後獅子(井上師)」 「八島(井上師)」「古道成寺(富崎師)」 「十三鐘(富崎師)」 「虫の音」 「新娘道成寺」・・・ダメだ 止まらなくなってきた。スミマセン。

お話を伺えば伺うほど京都の演奏家の方をもっと聴いてみたい、という気持ちになります。
>管理人
これは同感です。私の保有するものの中にはあまり京都、名古屋の演奏家が多くないので、その辺を補ってくださる方がいらっしゃると大変有りがたいです。

(続く)
地唄FAN管理人
2010/05/30 11:11
今年も「古典伝承・保存の為の 地歌・箏曲演奏会」が京都当道会主催で行われます。演目は京みだれ/水鏡/磯千鳥/根曳の松/大磯八景/関寺小町/雲井弄斎/富士太鼓 だそうです。
>管理人
なかなか凄いですね。他の地域ではなかなか聞けない曲が多いように思います。私も行けるとよいのですが・・・無理そうです。

6月13日には今度は三曲の演奏会(メインは尺八なのです)が平安会館で催されますが、こちらは有名曲ばかりです。今小町とか笹の露、西行桜などなど。
>管理人
なるほど でもまだアップしてない曲ばかりですね。このブログももっと充実させねばいけませんね。

よろしくお願いいたします。

地唄FAN管理人
2010/05/30 11:11
>管理人さん
おそらく箏は富山清隆さんだと思います。
あと、上記で、清琴さんの「残月」の
箏は、米川文子さんとは
かなり音色が違いますので、
おそらく米川敏子さんではないかと
思いますが、いかがでしょう?
敏子さんはそういえばよく琴翁手付の
残月の箏を弾いていらっしゃったので、
それも加えて考えると、可能性は高いと思います。
ありす
2010/05/30 14:40
素敵でしたっ

“融”は、去年の能の会で、舞囃子をやったので、
地唄は、どんなという好奇心で、聴きました。。。す、すっばらしい演奏でした〜
富山清琴師の声のすごさ、曲の美しさ
それに、手事が・・・ 
何なんでしょう、特に、“鳥も鳴き”の後の
スクイの連続
人間業とは思えません・・・

あの、能の“融”が、地唄になると、こんな風になるんですね。 風景が浮かび上がって来ます。
地唄、って、なんて 広くて深いんでしょう。
びっくり・・・
とても嬉しいサプライズでした。

それを 堪能させて下さる 管理人さんに、
“感謝”“感謝
ですっ。
happydance
2010/10/19 23:39
happydance様 コメント有り難うございました。地唄FAN管理人です。

raimund様が「ゆき」の項目で「富山師の演奏ではやはり『融』が良い」と書いておられたので、「融」をお聴き頂けたのかなと思いますが・・・

happydance様は能(謡曲)をお聴きになるのですね。素晴らしいです。同じ演目でもジャンル 演奏者によって色々と味わいが異なるのはとても興味深いですね。また色々と教えて下さい。よろしくお願い致します。

happydance様 有り難うございま...
2010/10/20 12:36

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