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zoom RSS 新浮舟

<<   作成日時 : 2011/10/15 17:22   >>

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皆様 如何お過ごしでしょうか?
地唄FAN管理人です。
本日は菊原 初子師演奏による、「新浮舟」をアップさせていただきます。




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Special thanks to 管理人 千 様
(邦楽データベース → 古典データベース)

http://www.eonet.ne.jp/~tngk/deta/koten/frame.html

(ご紹介者:藤枝 梅安様)
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新浮舟(しんうきふね)


  まめ人の心のかほり忘れねど、色香もあやに咲く花の、
  仇し匂ひにほだされて、つつましき名もたちばなや、
  小島が崎に誓ひてし、その浮舟の行方さへ、
  いさ白波の音すごき、身も宇治川の藻屑とは、
  なりも果てなで世の中の、夢の渡りの浮橋を、
  たどりながらも契りはあれど、すずしき道に入らんとて、
  うつつにかへす小野の山里。


薫大将の真実の溢れる厚意は忘れたのではないが、色と香が織り成すような美丈夫、匂宮の熱情にほだされて、密に橘の小島に遊んで歌のやり取りとしたことがある。そのときのお互いの誓いも、小島に遊んだときの舟が宇治川の行方知れない彼方に押し流されてしまったように、すべては失われた。死を決して宇治川に投身しようとしたが、それも果たすことも出来ず、夢のような憂きわが道を、遥けくもようやくここまで辿り着いた。仮住居の小野の里には、薫の君や京より風の便りがないではないが、今は仏門に帰依して救われたいと願うばかりである。しかし、変転極まりなかった過去を、今、この侘び住居の小野の里にあって静かに思い起こせば、昨日のように生々しく胸を打つ。

解説
[調弦]
三絃:二上り
箏:平調子 − 半雲井調子 − 平調子

[作曲]
松浦検校
箏手付け:八重崎検校
三絃替手:富崎春昇

[作詞]
不詳

[他]
京風手事物。
箏組歌の『浮舟』と区別して新を冠する。
源氏物語の宇治十帖の浮舟物語を簡潔にまとめたもの。手事は本手事−チラシとなりチラシの一部は『里の暁』、『若菜』のチラシと合う。



「地唄FAN」は地唄の音楽事典としてお使い頂くことを目指してます。
以下から一覧表をご参照下さい。

作曲者別一覧表      五十音順一覧表      演奏者別一覧表



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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
最近は松浦の四つ物に力を入れて練習していましたが、松浦繋がりでこの菊原先生の新浮舟を聞かせていただき、大げさに言えば張り手を食らったみたいでした。
やっぱりお上手ですね。さすがやわー。
曲の息づかいをこんなに表現できるなんて羨ましい!
三絃の音がいきいきしてますナ。
聞く度に勉強になります。管理人さんありがとうございます! 

最近は秋なのですが、桜川や磯千鳥の箏にもチャレンジさせていただいております。(季節感のない男です。)またいい録音があれば聞かせていただきたいです!
磯千鳥はこの「辞典」にはもうありましたね。また聞かなくてワ。
raimund
2011/10/15 19:24
地唄FAN管理人です。
raimund様 お久しぶりですねぇ。

「新浮舟」をアップした直後にコメントをいただけるとは、思ってもいませんでした。有難うございます。
時々お聴きになっておられたのですね。とても懐かしいです。

しばらくの間更新を怠っていましたが、先日の3連休で少し準備を整えることができましたので、これからは継続してアップできると思います。(これも何時まで続くかですが・・・)

よろしくお願いいたします。

raimund様 お久しぶりですねぇ
2011/10/15 22:21
磯千鳥で録音と合わせて練習しましたよー。
まあ、でも実際先生と合わせるとこれがまた録音ではありえない難しさがありますよね。生で合わせるのは本当に難しいですね。
最近はただ弾くのではなくて、曲をちゃんと仕上げる事に努力するようにしていますが、やっぱり難しいですねえ。
箏もちゃんと全編響かせるのは至難の業です。
録音の演奏者がいかにスゴいか新ためて実感します。

最近はこのブログも本当にたくさんの方にアクセスしてもらって、管理人さんも忙しいですね。
僕もこれからも訪問させていただきますね。
raimund
2011/10/16 17:30

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新浮舟 地唄FAN/BIGLOBEウェブリブログ
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