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zoom RSS 新雲井弄斎

<<   作成日時 : 2010/11/27 19:46   >>

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地唄FAN管理人です。

秋も深まって参りましたが、皆様如何お過ごしでしょうか?
本日は富山 清琴師演奏による「新雲井弄斎」をアップ致します。以前「雲井弄斎」をアップした時に、「三絃奏者としても名手だが、自分は富山師の筝が好き」と仰る方が何人かおられたと思います。
この演奏もなかなか素晴らしいと思います。是非ともお聴きいただきたいと思います。



23AB02

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  Special thanks to 管理人 千 様  
    (邦楽データベース → 古典データベース) 

          http://www.eonet.ne.jp/~tngk/deta/koten/frame.html

                            (ご紹介者:藤枝 梅安様)
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新雲井弄斎(しんくもいろうさい)


 [前弾]

一 月(つき)もろともにもととぎす(合)
  鳴(な)いて入(い)るさの山(やま)の端見(はみ)れば(合)
  はや短夜(みじかよ)も明(あ)け渡(わた)る(合)

二 またの逢(お)ふ瀬(せ)はいさ白露(しらつゆ)の(合)
  余(あま)りて置(お)ける袖(そで)の上(うえ)(合)
  げにも袖(そで)の上(うえ)(合)

三 あはれはかなき憂(う)き世(よ)の中(なか)に(合)
  ともに絶(た)えせぬ契(ちぎ)りをぞ待(ま)つ(合)
  げにも契(ちぎ)りをぞ待(ま)つ(合)


1.明け方、入る月と一緒に、ほととぎすが泣いて飛び去っていく山の端辺りを見ると、もう夏の短い夜も明け渡るのか、白み始めている

2.また次は、いつ逢えるかどうかわからないので、白露がこぼれ落ちるように、涙が袖の上に溢れている

3.さてもまあはかないこの辛い世の中に、共に絶えることがないようにと言った約束をあてにして待っている。本当に待っている

[調弦]
本雲井調子

[作曲]
倉橋検校



「地唄FAN」は地唄の音楽事典としてお使い頂くことを目指してます。
以下から一覧表をご参照下さい。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
やはりこの曲も変わっていますね。
組歌もいきなり秋風の曲や古今組で
新しくなったのではなく、
こうした試みは断続的にあったことが
わかって興味深いです。

この曲の前弾からもう引き込まれます。
清琴さんの箏って、本当に
芯のある音なんですよね。
固いということじゃなくて、
うーん、どういえばいいのでしょうか。
響きが本当に澄んでいます。
清琴さんの箏はもっと聴きたいです。
三絃も言うまでも無くすばらしいですが、
こうしたすばらしい箏奏者としての
清琴さんも、もっと知られて欲しいと思います。
ありす
2010/12/01 14:26
ありすさんのおっしゃる通りですね。
清琴さんの箏は本当にすばらしいです。
男性が弾く箏は音が詰まっていていいとよく聴きます。
でも私の弾く箏はぜんぜんそんな感じしません。
爪の当てかたとか、姿勢とかちょっとしたことで、
響きが微妙に異なるのですね。

この曲は今年のはじめ頃、生で聞いたのですが、
その演奏とも全然違います。
格がそもそも違うなあ、とつくづく感じます。
やっぱり清琴さんはすごいです。
それしか言えません。(もっとまともなコメントいたいです。)
raimund
2010/12/01 19:49
最近NHKの『邦楽百番』で、
《2世富山清琴》「寛濶一休」「新雲井弄斎」「三吉」「由縁の月」が放送されました。
聞いてみましたけど、
やはり初世の清琴さんのすごさと比べると
同じ曲でもすこし見劣りしますね。
あのどっしりとした重みのある貫禄と言いますか、
絶対的な何かが違うと感じました。
やはり歌力ですか?
でも2世清琴さんも人間国宝ですし、
すばらしいには違いないのですが、
お分かりいただけますでしょうか?
なにかが足りないのです。不思議ですね。
少しずつ何というか「臭みのようなもの?」が薄まってきているのではないでしょうか?
「古道成寺」にしても貴ブログの富崎春昇さんのものから比べると、すこーしづつ何かがなくなってきている、と感じずにはいられません。(春昇さんの「古道成寺」はもう百回ぐらい聞きました。清琴さんはついに超えられなかったのかなあ。春昇さんははっきり言って化け物ですね!どうしたらこんな演奏ができるのでしょうか、聞いていて怖いです。)
藤枝梅安
2010/12/01 20:14
地唄FAN管理人です。
コメント有り難うございました。

清琴さんの箏って、本当に芯のある音なんですよね。固いということじゃなくて、うーん、どういえばいいのでしょうか。
響きが本当に澄んでいます。
>管理人
ありす様が仰ることは良く分かります。本当に澄んだ音色ですねぇ。箏の音色そのもので何かを訴えかけて来るような感じがします。それと富山師の歌の高音 裏声も2度くらい裏返らないとあの音域には達しないのではと思わされる程高いです。

raimund様はこの曲を他の演奏者で生でお聴きになったことがあるのですね。羨ましいです。富山師に比肩しうる演奏が出来る方はそうおいそれとおられないと思いますので、それはまぁ仕方ないとしても、この様な曲がもっともっと普通に演奏されるように、また聴いている方がきちんと分かって聴くことが出来るような雰囲気になってこないといけないですね。

今後とも宜しくお願いいたします。

ありす様 raimund様 有り難うござ...
2010/12/02 17:15
地唄FAN管理人です。
藤枝様 お久しぶりです。最近コメントの間隔が開いていましたので、お忙しいのかな?と心配しておりました。もしかすると、最近アップしてきた「帯屋」「夕辺の雲」ような曲は若干馴染みが薄いので、コメントするのを遠慮されておられるのかなと思ってもおりました。またコメントしていただき、有り難うございます。

《2世富山清琴》・・・絶対的な何かが違うと感じました。
>管理人
演奏家はそれぞれ独自のスタイルをお持ちですし、聴く方にも嗜好が有るので一概に何とも言えませんが・・・
それ故に「地唄FAN」ブログでは、「出来るだけ色々な曲目をニュートラルな形でお聴き頂く事が出来るように提示したい」と心がけています。更に出来れば同じ曲目でも流派、演奏者(時には同一演奏者での別演奏も)を複数提示して充実させることで、お聴きになる方の心の中に色々な変化が自然に生じて来るような事になれば、最高だと思います。

春昇さんの「古道成寺」はもう百回ぐらい聞きました。
>管理人
そんなに聴いて下さったのですか! 有り難うございます。このコメントをご覧になって「古道成寺、富崎春昇ってそんなに良いのか?聴いてみるか」と思われる方が出てくれば良いなと思います。

春昇さんははっきり言って化け物ですね!どうしたらこんな演奏ができるのでしょうか、聞いていて怖いです。
>管理人
本件に関しては、「全く同感です」としか言いようが有りません。本当に「化け物」だと思います。

今後とも宜しくお願いいたします。
藤枝様 お久しぶりです!お元気でしたか?
2010/12/02 17:45
とても、、好きです

お箏の音色も、歌も、、なんて情感に溢れているんでしょう。。。それでいて、圧倒的な力、を感じます。
切なくて、涙が出そうです。。
すごい方ですね、ほんとに。。。
happydance
2010/12/03 20:33

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