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zoom RSS 雲井弄斎

<<   作成日時 : 2010/10/24 21:28   >>

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皆様 如何お過ごしでしょうか?
地唄FAN管理人です。

前回「歌恋慕」をアップしたときに、ありす様から富山 清琴師演奏による八橋奥三曲 「四季の曲」 「扇の曲」 「雲井の曲」 のリクエストを頂戴したのですが、現時点で私が保有しているかどうか定かではありませんので、すぐにお応え出来ず 申し訳ありません。

代わりにと言ってはなんですが、八橋検校作曲による「雲井弄斎」をアップさせていただきます。こちらも「菜蕗」や「四季の曲」など典型的な組歌の形式とは異なる形ですが、皆様に聴いていただければと思います。

それでは唄・筝 富山 清琴師の演奏で「雲井弄斎」です。



23AB01

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  Special thanks to 管理人 千 様  
    (邦楽データベース → 古典データベース) 

          http://www.eonet.ne.jp/~tngk/deta/koten/frame.html

                            (ご紹介者:藤枝 梅安様)
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雲井弄斎(くもいろうさい)


一 月(つき)とヤ入(い)ろやれノウ 山(やま)の端(は)に(合)
  離(はな)ればなれの 浮雲見(うきくもみ)れば(合)
  明日(あす)のヤ別(わか)れも あの如(ごと)く(合)

二 思(おも)ひ染(そ)めたよ 濃き紫の(合)
  袖(そで)はノウ千入(ちしお)の 我(わ)が涙(なみだ)(合)
  サユエ 我(わ)が涙(なみだ)(合)

三 忘(わす)れ草(ぐさ)かなノウ 一本欲(ひともとほ)しや(合)
  植(う)ゑてヤ育(そだ)てても 見(み)て忘(わす)りよ(合)
  サユエ 見(み)て忘(わす)リヨ(合)


1.月があの山に沈むのと一緒に、私も入ろう。離れ離れに浮いている雲を見れば、明日になると我々もあのように別れ別れになるのか

2.恋をしたために、濃い紫に染めている私の袖も、繰り返し流す血潮の涙に染まっている

3.物思いを忘れることが出来るという忘れ草が一本欲しい。植え育てて、それを見て、物思いに耽る辛さを忘れよう

[調弦]
本雲井調子

[作曲]
八橋検校



「地唄FAN」は地唄の音楽事典としてお使い頂くことを目指してます。
以下から一覧表をご参照下さい。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
これも変わった曲ですね。
実はじっくり聴いたのは初めてなので、
色々調べてみました。

この曲の特徴は「合」にあって、
最初の旋律を次第に変奏させたものに
なっている、ということだそうです。
組歌と段物の融合?

それにしても八橋検校の他の作品よりは
かなり新しい雰囲気ですね。
弄斎物というジャンルがあるくらい、
かつて流行ったものだそうで、
三味線のほうでも弄斎物がありますから、
わりと親しみやすい曲調なのもわかります。

清琴さんの箏は、ひょっとすると
三絃以上に好きかもしれません。
こういう音を出す方はなかなか
いらっしゃらないですよね。
ありす
2010/10/26 00:32
これもいいですね!

>この曲の特徴は「合」にあって、
最初の旋律を次第に変奏させたものに
なっている、ということだそうです。
組歌と段物の融合?
なるほど、聴き慣れればもっと発見がありそうですね。

 ありすさんの仰るとおり、俗になりすぎず、高尚になりすぎず、親しみやすい曲ですね。
 俗語を交えていますが、旋律の気高さと融けあってなんとも言い難い不思議な魅力にあふれていますね。殊に第二歌がかなり印象的でした。こんなに情がもろに顕れるものなのですね。「歌恋慕」といい、組歌と言う形式のイメージが変りそうです。

私も、清琴さん、三弦より筝が好きかも知れません。
喜音院
2010/11/02 23:35
地唄FAN管理人です。コメント有難うございます。

この辺の曲になると流石にコメントしていただけるのはお二方だけって感じですが、何時も有難うございます。
確かに弄斎物は他の組歌とは全く違う印象を持ちますね。この様な曲から聞き始めると意外にすんなりと古典の世界に入ってこられる様にも思えます。

三絃の名手として知られる富山師ですが、筝の音もとっても魅力的です。その意味では三絃・筝のどちらに回っても合い方を誰にするかは難しいことだったのでしょうねぇ。
ありす様、喜音院様 有難うございます
2010/11/03 10:43

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