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<<   作成日時 : 2010/10/13 09:11   >>

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地唄FAN管理人です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は地唄の代表曲として親しまれている「ゆき」をアップいたします。この名曲には様々な方の演奏が有りますが、最初は富山 清琴師のものを選びました。



24AB01

皆様 大変ご無沙汰しております。
本日は菊原 初子師による「ゆき」の演奏を追加させていただきます。
(2011/10/10) 



33AB02

皆様 如何お過ごしでしょうか?
本日は 富山 清琴師演奏による「ゆき」の別演奏(胡弓入り)をアップいたします。(2011/11/22)



32AB06

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  Special thanks to 管理人 千 様  
    (邦楽データベース → 古典データベース) 

          http://www.eonet.ne.jp/~tngk/deta/koten/frame.html

                            (ご紹介者:藤枝 梅安様)
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雪(ゆき)


  花も雪もはらへば清き袂かな。
  ほんに昔の昔の事よ、
  わが待つ人はわれを待ちけん。

  鴛の雄鳥に物思羽の、
  凍る衾に鳴く音はさぞな、さなきだに、
  心も遠き夜半の鐘。

  聞くも淋しき独り寝の、枕に響く霰の音も、
  若しやといつそせきかねて、
  落つる涙の氷柱より、
  つらき命は惜しからねども、
  恋しき人は罪深く、思はぬことの悲しさに、
  捨てた憂き、捨てた浮世の山かづら。


花の雪も美しく好ましい物ながら、一面移ろいやすく頼みがたいものであって、執着することの無為を覚り、今は全てを払い去って、袂も軽々とした清い心境で俗塵に煩わされるものは何もない。ああ、思えば遠い昔のことであった。お互いに相愛の情に繋がれて、私が待つ人も、私を待った夕べもあったことであろう。
しかるに、男心の変りやすく、鴛鴦の雄鳥の無情さに、目鳥が世寒の声も、さぞかしと思いやる身の上になり、そうでなくても、気が遠くなるような心細い夜半の遠寺の鐘が聞こえて来る。
その鐘を一つ二つと数えている淋しい独り寝に、霰の音がぱらぱらと枕に響いてくる。もしや昔の人が戸を叩くのではないかと欺かれては咽び泣いたこともある。このようなつらい命は今更惜しくはないが、変らじと誓った人が私を顧みないのは、深い罪であるまいかと、それが気にかかって、捨て去った浮世ではあるが、なお、かの人のことが懸念される。

解説
[調弦]
三絃:本調子
箏:低平調子

[作曲]
峰崎勾当

[作詞]
流石庵羽積


[他]
本調子端唄。「三つ歌物」の一つ。
冬の夜に大阪南地の芸妓ソセキが、来ぬ人を待って夜を明かすこともあった過去を回想しつつ仏門に入った現在の心境を述懐したもの。「若しやいつそせきかねて」と詞章中に名が読み込まれる。
合の手は鐘の音の描写であるが、「雪の手」として知られ、歌舞伎芝居などの下座に誤って雪の降る描写に取り入れられる。



インターネット上で見つけた歌詞の解説サイトです。こちらはリンクして参照頂くのが良いのではと思いますので、URLを掲載させていただきます。(山戸 朋盟様のHPより)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~houmei/kasi/yuki.htm


「地唄FAN」は地唄の音楽事典としてお使い頂くことを目指してます。
以下から一覧表をご参照下さい。

作曲者別一覧表      五十音順一覧表      演奏者別一覧表

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コメント(11件)

内 容 ニックネーム/日時
実は「ゆき」は久しぶりに聴きました。
改めて、日本を代表する作曲家・峰崎の、
さらにそれを代表する名曲だとしみじみ。
清琴さんは、富筋ならではの、
語り的なニュアンスを時々忍ばせ、
これがひとつの清琴さんのたどりついた
地点なんだなあ、とまたしみじみ。

たまたま、「ゆき」について色々
お話していて、人によって
受け取り方が違うなあと、
面白く感じています。

女性の方がおっしゃるに、
「全然あきらめていない」と。
「捨てた憂き」というところを
言い直すのも、恐いなあ、って
思ったそうです。
とかく女心は難しいですね。

「ゆき」は演奏するのが恐い
作品の一つです。
自分の人生を見透かされそうな気がします。
ありす
2010/10/15 04:03
地唄FAN管理人です。ありす様有難うございました。

「ゆき」はさすがに代表曲ですので、各演奏家とも渾身の演奏ばかりだと思います。ありす様のコメントを拝見していると、なるべく早目に女性演奏家によるものもアップした方が良さそうだなと思わされました。
すぐにとは行かないでしょうが、その方向で考えて行きます。

今後ともよろしくお願いいたします。
ありす様 コメント有難うございました
2010/10/15 12:53
清琴さんの「ゆき」はもう何度も聴いている演奏なので、
なじみ深かったように感じました。
あの歌さばきは一体どうしたら?
と、どの演奏を聴いてもおもいますねえ。うんうん。

三絃もうたってるし、
ほんとこのように演奏できてうらやましいです。
やはり名曲中の名曲。
聞く分にはこれぞ地歌やで、といわんばかりの
渋み溢れる曲ですね。

でも清琴さんの録音では、かの「融」を凌ぐものはありませんね。あの録音は何度聴いてもすごい。
raimund
2010/10/17 18:06
raimund様 地唄FAN管理人です。コメント有り難うございました。

富山 清琴師による「ゆき」は色々な演奏で残されて居ると思いますが、いずれも良いですね。

「融」も何度も聴いて頂いているようで有り難いことです。何度か聞き直した後の感想でもお聞かせ願えればまた他の方々も「聞いてみるかな」と思われるかも知れません。よろしくお願い致します。

raimund様 有り難うございました。
2010/10/20 12:32
「ゆき」が♪私の十月の舞のおけいこも「ゆき」です♪
とても好きな曲ですが舞の稽古は難しく片思いがつづきそうです。
Yong azu
2011/10/13 21:43
「ゆき」に反応して思わず書き込んでしまいましたが、初めましてのご挨拶抜けてしまいましたごめん下さいませ。
少し以前から曲を楽しませて頂いております、今後とも宜しくお願いいたします。
Yong azu
2011/10/14 13:56
Yong azu様

地唄FAN管理人です。
この度はコメントを頂戴し誠に有り難うございます。今後も是非とも気軽にコメントなど頂戴できれば嬉しいです。

何卒よろしくお願いいたします。

Yong azu様 初めまして 大歓迎で...
2011/10/14 22:07
素敵、、、です。。
言い尽くされている言葉、ですが、、染み込んで来ます。

もちろん、名曲、、でしょうけれど、、武原はんさんの舞が、より有名にした曲、でもありますよね。。
その、芸術の域に達した舞姿を彷彿とさせる、語り、のような、たっぷり情を含んだ 美しい富山師の唄。
染みいる声に、涙が出そうです。。

ありがとうございました。
happydance
2011/11/24 18:33
いつもお稽古の手本にさせて頂いています。
最近スマートフォンにしたのですが、音声ファイルが表示されません。パソコンでは再生できるのですが、外出中も聞けると嬉しいです。仕方ないのでしょうか?
kyuyou
2014/06/25 15:52
管理人です。
何時もご利用頂いて誠に有難うございます。

お問い合わせに関しては、私もあまり詳しくないので大して参考になるようなことは言えないのですが・・・
このホームページは音楽再生用にフラッシュプレイヤーを使用している(はず・・です)

iphoneの場合、アップルの方針としてフラッシュは使わないことになっていますので、このホームページを再生することは出来ないはずです。

Android Phoneは自分も持っていないので、良く分からないです。スミマセン・・・

よろしくお願いいたします。
kyuyou様へ
2014/06/26 13:48
お返事ありがとうございます。
パソコンで再生できるだけで、本当に有難いことです。師匠の手本を耳に大事に残して、日々精進致します。地唄という難しい道を目指す方々のお声を伺えますだけで嬉しく思います。
わざわざお返事頂きまして、有り難く思います。
kyuyou
2014/06/30 22:01

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