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zoom RSS 四季の曲

<<   作成日時 : 2010/09/18 08:36   >>

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地唄FAN管理人です。
爽やかな青空が拡がって気持ちがよいです。皆様如何お過ごしでしょうか?
箏 組歌の2曲目として本日は 越野 栄松師の演奏による「四季の曲」をアップ致します。



15AB03

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  Special thanks to 管理人 千 様  
    (邦楽データベース → 古典データベース) 

          http://www.eonet.ne.jp/~tngk/deta/koten/frame.html

                            (ご紹介者:藤枝 梅安様)
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四季の曲(しきのきょく)


序 花(はな)の春立(はるた)つ朝(あした)には 日影曇(ひかげくも)らで匂(にお)やかに
  人(ひと)の心(こころ)もおのづから 伸(の)びらかなるぞ四方山(よもやま)

一 春(はる)は梅(うめ)に鶯(うぐいす) つつじや藤(ふじ)に山吹(やまぶき)
  桜(さくら)かざす宮人(みやびと)は 花(はな)に心移(こころうつ)せり

二 夏(なつ)は卯(う)の花橘(はなたちばな) あやめ蓮(はちす)なでしこ
  風吹(かぜふ)けば涼(すず)しくて 水(みず)に心移(こころうつ)せり

三 秋(あき)は紅葉(もみじ)鹿(しか)の音(ね) 千種(ちぐさ)の花(はな)に松虫(まつむし)
  雁鳴(かりな)きて夕暮(ゆうぐれ)の 月(つき)に心移(こころうつ)せり

四 冬(ふゆ)は時雨初霜(しぐれはつしも) 霰(あられ)みずおれ凩(こがらし)
  冴(さ)えし夜(よ)の曙(あけぼの) 雪(ゆき)に心移(こころうつ)せり


序.花の咲く春の初めの立春の朝には、日の光も曇らず、艶やかで美しく、四方の山を見ると人の心もひとりでにのどかになる

1.春は梅に鶯、つつじや藤に山吹、桜を冠に挿し飾る宮廷の人たちは、花に心を移した

2.風が吹くと涼しく、涼を求めて、人は水に憧れる

3.夕暮の月に、人は心を惹かれる

4.凍てついた冷たい夜の明け方の真白い雪に心が惹かれる

[調弦]
平調子

[作曲]
八橋検校



インターネット上で見つけた歌詞の解説サイトです。こちらはリンクして参照頂くのが良いのではと思いますので、URLを掲載させていただきます。(山戸 朋盟様のHPより)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~houmei/kasi/shikinokyoku.htm


「地唄FAN」は地唄の音楽事典としてお使い頂くことを目指してます。
以下から一覧表をご参照下さい。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
組歌というと「カケ爪」ですが、
古より立ち昇る雰囲気があって、
本当に趣があります。

越野栄松さんといえば、
私の大学時代の絃の先生が若い頃、
かなり惹かれて、すこし影響を受けすぎたか、
師匠に「良い芸筋だけれど、生田の人間は
山田の真似をしてはいけません」と言われたとか。
誰の影響を受けたか、わかる人にはわかるものですね。
でも、そのくらい魅力がある演奏ということで、
それはよくわかります。

山田流では組歌を生田流以上に大切にしていると
いうことですが、生田流でも
やはり大切にして欲しいですね。
ありす
2010/09/18 11:08
地唄FAN管理人です。
ありす様 コメント有難うございました。越野師の演奏も格調高いですねぇ。私などの技量ではとても組歌などは形にならなかったでしょうが、名人の演奏を聴くと曲の良さが伝わってきます。
最近は演奏される人が少なくなってしまったのが残念です。
ありす様 有難うございました
2010/09/19 16:35
組歌なんて本当に聞く機会ありませんから、
それこそ本当に門外漢なのですが、
リズムがなんだか不思議ですね。
でもその後に完成していく様式の原型は、
もう既に内包しているのですね。

それこそもう日本らしさがすでに完成されているような
感じも覚えます。
昔は六段などの段ものも簡単には教えてもらえなかったのですよね。なぜ組歌だけは今も特別なのでしょう?
ちょっと不思議ですが。
(もう今は職屋敷もないのに。)

それにしても品のある曲ですね。
でも古今組も手事がないと、同じ感じに聞こえてしまうのはまだまだ修行が足りないからでしょうね。
この組歌から比較すると手事物がいかに発展し尽くした形かという事が身にしみてわかります。
やっぱりなにげに弾いている菊岡検校はすごい人なんですねえ。うむうむ。
raimund
2010/10/04 22:49
地唄FAN管理人です。raimund様 有り難うございます。

組歌なんて本当に聞く機会ありませんから、それこそ本当に門外漢なのですが、リズムがなんだか不思議ですね。・・・それにしても品のある曲ですね。
>管理人
地唄古典に興味のある方々の中でも、raimund様がかなり詳しく色々な事にも広く興味をお持ちの方だと言うことは確実に言えると思います。しかしそのraimund様にして「組歌は聞く機会が無い」と言うことなのですから、他の方々は「組歌の存在すら知らない」と言うのが実状かもしれません。

このブログにも「菜蕗」や「四季の曲」を掲載していますが、今ひとつ皆様からの反応が少ないのもその様な事が背景にあるのかも知れません。
「組歌」 「菜蕗」 と言う記載よりも「近代箏曲の祖 八橋検校が最初に作曲した曲」と紹介した方が、皆様に興味を持って頂けるのかも知れませんね。

組歌には派手さはありません。それだけに演奏者の力量が無いと全く聞くに堪えない物になります。しかし阿部師の「菜蕗」 越野師の「四季の曲」共に本当に素晴らしい演奏ですので、皆様是非とも何度かお聴きになってその美しさを堪能していただければと思います。
raimund様 有り難うございます
2010/10/05 16:08

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