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<<   作成日時 : 2010/07/21 10:29   >>

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地唄FAN 管理人です。

本件は「萩原 正吟師を偲んで」 からのリンク先にもなっています。
「青葉」に関しては全曲演奏でしたので、独立した項目にした方が良いと思ってこの様な形に致しました。




「萩原 正吟師を偲んで」に戻る


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  Special thanks to ありす様  

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[歌詞]
こは情なの仕業(しわざ)やな
さのみ人には辛かりそ悲しみの
涙眼(まなご)にさへぎりて
西も東も白波の
よるべさためぬ泡沫(うたかた)の
いっそ泡とも消えもせで
焦れこがるる身の行方
青葉青葉と呼べども浜の
浜の松風音ばかり
そよとばかりの便りもがなと
恨みなげくぞあわれなる

[調弦] 三下り

[作曲] 杵屋長右衛門、葛山四郎兵衛(合作)

[作詞] 不詳


[他]
三下り端歌物。芝居歌物。
杵屋長右衛門と葛山四郎兵衛の合作の曲。元禄期の名女形、芳沢あやめが演じた芝居の中の曲が、地歌に残されたもので、青葉というのは登場人物の名である。
元禄17(1704)年の『落葉集』に「関東小六青葉」としてこの曲が出ている。
節の難しい曲で、今川勾当の『袖時雨』、 峰崎勾当の『ゆき』とあわせて三つ歌物 (または三歌物[さんうたもの])として大事にされてきた。中でもこの「青葉」は、「三役物」習得後に教習されるのが慣例であったという。



「地唄FAN」は地唄の音楽事典としてお使い頂くことを目指してます。
以下から一覧表をご参照下さい。

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
というわけで、実は大変な曲です。
といいますか、このブログでいろいろな
曲をお聴きになっていらっしゃる
皆さんならばすぐわかるとおり、
節は難しいなんてレベルじゃないですね。
本当に淡々と唄ってらっしゃいますが、
正吟師の唄の力量がこれほど表れている
曲は無いのだと思います。
三絃の力量は組歌の抜粋で聴かせ、
そのあとに「青葉」を持ってくる、
これは正吟師の力量が勿論前提ですが、
この番組の構成の方もかなり
地歌を知り尽くしている方だったのでしょうね。
こういう番組をそして当たり前に聴いている…。
昔は聴いている方々も凄かったのですね。
もっともっと勉強しなくては、と
演奏だけで聴いた時よりも強く思いました。
ありす
2010/07/21 11:32
ありす様

歌詞や作曲者などの情報有り難うございます。
一つ質問させて下さい。作曲者に関してありす様は「杵屋長右衛門」と記載されておられますが、千様の「古典のページ」にはこの作曲者が出ておらず、代わりに「杵屋長五郎」と言う方の所に「青葉?」とちょっと曖昧な感じで記載されています。
今までは千様の「古典のページ」に依存していたのですが、ちょっと困っております。「杵屋長右衛門」と言う方の沿革に関して詳細情報が有れば教えて頂けますか?

よろしくお願い致します。


地唄FAN管理人
2010/07/21 12:22
萩原正吟さんの録音で、こんな素晴らしいものが残っているなんて!そして聴けることに感謝です。
やっぱりすごいですねえ。ほんとに。

京都ではホントいい演奏というのは、ヘタウマな感じといいますか、一見大したことしてなさそうで、良く聴くとなんかすごい的な演奏が、いいということなのですが、まさにそんな感じを体現していますね。

「ゆき」などは地唄界では絶世の名曲ということでよくCDなどでもえらい先生方が録音されていますけれど、ありすさんの解説のように「三つ歌物」なんてカテゴリーにあっても今では全然と言っていいほど有名でない曲もあるんですねえ。名前さえ知りませんでした!

どんなにいい曲でも聴き手がいないとやっぱりそれ以上は成長しないんでしょうか。
歌舞伎(長唄)などはどんどん現代風に改良されてスーパー歌舞伎なんてのも出来てるぐらいですけど、地唄はこれからどうなっていくのでしょう。ただお稽古物的な存在になっていくしかないのでしょうか。

ホントにすごい力量を持った演奏家がいなくなった時、どうなってしまうのか…。考えるとちょっと怖いですね。

「袖時雨」というのもきっと歌がいいのでしょうね。
そのうち機会があればぜひ聴かせていただきたいものですね。
藤枝梅安
2010/07/21 12:58
ちょっと調べたのですが、詳細はまだわからないです。
ちなみにこの解説は基本的に音楽之友社の
「邦楽百科事典」を基にしてちょっと
付け加えたものですが、作曲者に関して、
これ以上の情報は同百科事典にも記載がありません。
杵屋姓ですので、江戸長唄の演奏家ということは
間違いないのですが、たしかに
作曲者別の項目を作る際に詳細情報がないと
困りますね…。
この点に関しては私も引き続き調べてみますが、
情報をお持ちの方は是非お知らせください。
ありす
2010/07/21 13:09
今、白水社の「よくわかる筝曲地歌の基礎知識」
を参照してみました。
作曲家の欄には千様の「古典のページ」と
同様の記載で「杵屋長五郎」しか載っていませんが、
芝居歌の項目で「青葉」を調べますと、
作曲者はやはり「杵屋長右衛門」とあり、
ただし、(長五郎?)とありますね。

解説にありますとおり、作曲者が
「杵屋長右衛門」というのは、
元禄17(1704)年の『落葉集』が典拠ですので、
あるいはそこでミスがあったと
いうことなのかもしれません。
久保田敏子さんほどの研究家が、
いい加減にカッコ書きを付け加えるとも思えません。
また、「杵屋長右衛門」という人物、
いくら調べても「青葉」関係しか出てこないのも、
そういうことなのかもしれません。

ただ、これは伝承に関しての最新研究の
まさに現在進行の問題と見受けました。
管理人さんも、久保田敏子さん風に
とりあえず伝承どおり「杵屋長右衛門」
で記載して、あるいは、ということで
「杵屋長五郎」の欄も参照できるような
リンクをできないでしょうか?
これは私が調べた限りではおそらく
現時点で伝承と研究双方に敬意を表する
最善の策と思われます。
どうかご検討お願いいたします。
ありす
2010/07/21 13:28
地唄FAN 管理人です。「青葉」の歌詞・作曲者などの情報ありがとうございました。

本日 本文に反映させて頂きました。内容ご確認下さい。問題なければ、コメント欄の同一部分は削除させていただきたいと思います。

また「作曲者一覧表」にも掲載いたしました。「杵屋長右衛門」の項目を新設しそこに納めました。なお「杵屋長五郎作曲との記載もある」と付記し、「杵屋長五郎」の項目の「青葉?」からもジャンプできるようにしました。

もしご意見など有りましたら宜しくお願いいたします。

PS
単管丸様とおっしゃるお竹の方が初めて訪問してくださいました。少しずつ聴いていただける方が増えてきており嬉しく思います。これもありす様をはじめ皆様方のご協力のお陰です。有り難うございます。今後とも宜しくお願いいたします。

ありす様へ
2010/07/23 15:15
管理人さん、どうもありがとうございます。
煩雑な作業にさせてしまい
申し訳ありませんでした。
おそらく現段階では
これがベストの記載かと思います。
問題はありませんので、
歌詞等のコメントは削除してください。
ありす
2010/07/23 18:12
こういうサイトを待っていました。萩原正吟の音源は何曲かもっていますが青葉ははじめてでした。感激のきわみです。ありがとうございます。これからもいろいろな名人のものをお願いしたいです。
地唄CHAN
2010/08/08 15:13
地唄FAN管理人です。 地唄CHAN様 はじめまして!大歓迎です!!
萩原正吟師の音源をお持ちとか。羨ましい限りです。「青葉」は「萩原 正吟師を偲んで」と言う番組の中で放送されたので詳しい方でもお持ちでないのかもしれませんね。お役に立てて良かったです。現在の最新は「三津山」ですので、どうぞこちらの方もお聞きいただいて何かコメント等していただけると励みになります。
今後とも末永くよろしくお願いいたします。


地唄CHAN様 はじめまして!
2010/08/08 20:11
管理人様、ありがとうございます。私も地唄が好きで三津山はお稽古した曲ですが、こんなに速くは教わりませんでした。弾き歌いを課題に出され、いっしょうけんんめい練週した記憶があります。まだまだですがいいものをたくさん聴いて勉強したいと思っています。畏れ多くも重要無形文化財保持者の演奏に生意気な感想を書かせていただくと、この三津山は、速すぎて手が精一杯という感じのところがあるように思いました。ほんのすこしテンポを抑えたらすばらしいのではと感じています。
地唄CHAN
2010/08/08 20:46
先日、青葉」を探し求めて、この館へ、まぎれこみました。
演奏が、聴けるなんて!
しかも  萩原正吟師の
しかも  こんなきれいな音源で
しかも  全曲

この館を、めぐりめぐって、興奮気味です。
手の届かない名人方を、なんと身近に引き寄せて肌で感じることができるのでしょう!
私は、地歌が好きなのか嫌いなのかわかなくボーとした毎日を、稽古に追われて生活しています。
日に何度も、訪れて、三百年前の街の中を散歩しているような気分を、感じています。
ふかき
2011/07/07 08:27
ふかき様へ

地唄FAN管理人です。この度はようこそいらっしゃいました。「青葉」をお探しだったと言うことは随分お詳しい方とお見受け致します。当ブログにご興味を持たれたようで誠に有り難いことと御礼申し上げます。

過分なコメントを頂戴し本当に有り難うございました。震災以降何となく気が乗らず、更新を完全に停止してしまっていますが、この様に積極的に受け止めて下さる方がいらっしゃると言うことを知って、とても勇気づけられました。

そうですねぇ。何時までも何もせずにいては良くないですね。少しずつ元気を出して更新も再開したいと思います。元気を戴いて感謝しております。

「青葉」の他にもお聞きになられたら気軽にコメントして頂けると有り難いです。何とぞ宜しくお願い致します。

それでは失礼致します。
ふかき様へ 大歓迎です!!
2011/07/09 10:23
青葉を練習していて、間の難しさに困っていた所、こちらの音源に巡り合いました。こんなに綺麗に、しかも完璧に音源が残っているなんて!本当に素晴らしいです。感謝です。有難うございます。
こみやま
2015/09/04 15:43
萩原正吟さんでも、菊原初子さんでもボンヤリとした無表情な上方風の味を残しうてオラれますね。祇園の芸妓の柳川蛇味線の音色もどっしりとして重居髪型の音色です。上京した富崎さんや精勤さんの東京風とは違いますね。三味線組歌でも菊茂琴昇先生は富ザキさんの龍騎湯は軽いなとおっしゃっていました。
よしお
2016/06/18 20:45

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