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<<   作成日時 : 2010/03/09 19:10   >>

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皆様お元気でお過ごしですか?

本日分として取り急ぎ、「残月」をアップ致します。富山清琴師の演奏によるものです。

みゅうみゅう様も楽しみにしておられる様子でしたので、予定を繰り上げてアップすることに致しました。
唄・三絃 富山 清琴師
箏 米川 敏子師
尺八 青木 静夫師
による演奏です。



08A02

なお2009年6月17日には三弦合奏での残月をアップしておりますので、そちらも合わせてここでお聞きになれるようにここにも貼り付けておきます。(演奏は阿部桂子師によるものです)



03A01

阿部 桂子師、藤井 久仁江師、鳥居 虚霧洞師による別演奏の「残月」をアップ致します。(2010/7/7)



04AB02

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  Special thanks to 管理人 千 様  
    (邦楽データベース → 古典データベース) 

          http://www.eonet.ne.jp/~tngk/deta/koten/frame.html

                            (ご紹介者:藤枝 梅安様)
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残月(ざんげつ)


  磯辺の松に葉隠れて、沖の方へと入る月の、
  光や夢の世を早う。覚めて真如の明らけき、
  月の都に住むやらん。
  今は伝てだに朧夜の、月日ばかりは廻り来て。


月は磯辺の松に隠れて見えないが、沖の方にと次第に移ってゆく。早世した亡き人の一生は、儚い夢のようなものであった。しかし、人間は誰でも必ずや仏の世界に行くという理を悟ってみれば、個人は今は西方弥陀の浄土に住んでいることであろう。忌日ばかりは徒に廻ってくるがたよりは何もない。まことに哀悼の情にたえないものがある。

解説
[調弦]
三絃:本調子
箏:低平調子

[作曲]
峰崎勾当

[作詞]
不詳

[他]
本調子手事物。「シマ三つ物」「芸子三つ物」の一つ。
手事は五段からなり、チラシがつく。
初段と二段、三段と四段は同拍数で段合わせが可能。
箏の手は各地で様々あり、京残月、大阪残月などの区別がある。



「地唄FAN」は地唄の音楽事典としてお使い頂くことを目指してます。
以下から一覧表をご参照下さい。

作曲者別一覧表      五十音順一覧表      演奏者別一覧表

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
「残月」ありがとうございます。
尺八は以前のは川瀬順輔師、今回は青木鈴慕師と
お見受けしました。峰崎には珍しく尺八が映える作品
だけに、聴き比べできるのはありがたいことです。
富筋の演奏はさすがに歌詞が聞き取りやすく、
こういう演奏もいいものだな、と
やはり勉強になります。

しかし、箏の手付、これは米川琴翁によるものと
思われるのですが、米川さんの社中以外で
この手付を演奏する方とはどなたでしょうか?
その点が少し気になりました。
箏を弾いてらっしゃる方がおわかりになられるようで
あれば、ご教示いただけると幸いです。
ありす
2010/03/09 22:48
聞きましたよ〜。^ω^

僕は去年だったかしらん、NHKの芸能花舞台の放送で「残月」を放送していたのを見ました。たしか。
でも時間の関係上、一部カットされてたんですよね。このブログでは2回目なんですね。

今回の聞いてたら、あれ前回のはどんな演奏だったっけと気になり、前回のを聞き直したりしていたら、日にちが変わってしまいましたよ。

個人的には今回の方が好きですね。尺八がいいと思います。三絃を引き立ててるというか、味わいがあります。
こうやっていろいろの曲を聴いてると、演奏者の力量で曲もだいぶ雰囲気が変わるのですね。
お三味線のツボ外してる場合じゃないや(私です。)
( _ _ )..........oガク

ここまでくるには、きっとたくさん練習しはったんでしょうね〜。
raimund
2010/03/10 00:28
なんと優雅なんでしょう!
涙が出るほど素敵です。こんなに素晴らしい演奏は 今まで聴いたことがありません。
みゅうみゅう
2010/03/17 22:33
管理人です。

ありす様 「残月」へのコメント有り難うございました。

尺八は以前のは川瀬順輔師、今回は青木鈴慕師とお見受けしました。箏の手付、これは米川琴翁によるものと思われるのですが、米川さんの社中以外でこの手付を演奏する方とはどなたでしょうか?箏を弾いてらっしゃる方がおわかりになられるようであれば、ご教示いただけると幸いです。

>管理人
 ありす様からは上記のご質問(尺八の演奏者、箏の演奏者は誰か?)を頂戴しましたが・・・。
誠にお恥ずかしい事ながら、曲の演奏者に関する情報を紛失してしまっているものですから、にわかには判然と致しません。長期間 音源を放置していた間に、それらの情報を記入したノートを紛失してしまったのです。(誠にスミマセン) ただし、大本の情報を保有している我が先輩に質問すればその辺は判明すると思うのですが、その方はPCも携帯もお持ちでなく、連絡手段は手紙、自宅の電話のみと言う状態で上記情報を調べるのにはかなり手間がかかりそうです。
以上の様な事情により明確な納期を申し上げることは出来ないのですが、何とか調べて分かるようでしたら情報を掲載していきたいと思います。はなはだ頼りない状況ですが、事情ご賢察の上 何卒お許し下さい。宜しくお願いいたします。
地唄FAN管理人
2010/07/01 14:23
どうもご丁寧にありがとうございます。
箏と合奏するなら、富山清琴師ならば、いわゆる「大阪残月」だと思うのですが、
米川琴翁の手付の箏を演奏する方、米川さんのところの方だと思うのですけれど、
富山清琴師と共演することがあったのかな?と思ったわけでして。
尺八奏者に関してはおそらく私の見立てで合ってるかなと思います。
少なくとも今回のは青木鈴慕師というのは特徴的なので合ってるんじゃないかと。

ふと箏に関してはそこが不思議だなと思ったのです。
もし機会があればご教示くだれば幸いです。
ありす
2010/07/01 14:24
管理人です。

raimund様 「残月」へのコメント有り難うございました。


聞きましたよ〜。^ω^
今回の聞いてたら、あれ前回のはどんな演奏だったっけと気になり、前回のを聞き直したりしていたら、日にちが変わってしまいましたよ。
個人的には今回の方が好きですね。尺八がいいと思います。三絃を引き立ててるというか、味わいがあります。
こうやっていろいろの曲を聴いてると、演奏者の力量で曲もだいぶ雰囲気が変わるのですね。お三味線のツボ外してる場合じゃないや(私です。)( _ _ )..........oガク
ここまでくるには、きっとたくさん練習しはったんでしょうね〜。

>日付が変わるほど2つの演奏を聴き比べてくださったとのこと。その姿が目に浮かんできて思わず嬉しくなってしまいました。その様に熱心に聞いてくださる方がいらっしゃるのは本当に嬉しく思います。これからも頑張ってアップしていきますね。
「それならば次の新道成寺を早くアップしてよ!!」と思っておられるでしょうが、もう少々お待ち下さい。宜しくお願いします。
一旦失礼します
地唄FAN管理人
2010/07/01 14:26
本日は再び残月ですね。
この曲もやりたいと思いつつ、なかなかやれていません。

秋に聞くといい曲ですね、この死ぬほど暑い京都の夏にはちょっと、不釣り合いですかナ。
尺八はやったことがありませんので、なかなか聞き分ける事はできませんが、
やってる人からしたら、きっとすごくうまい演奏なのでしょうね。

残月は尺八があると映えますね!
阿部桂子先生の演奏は完璧ですね。
やっぱり自分も演奏すればするほど、先生方が如何にすごいか毎度思い知らされます。
raimund
2010/07/07 19:02
「残月」の手事はほんに奇麗ですなア〜。
メロディーがだんだんと高みに登っていくようで、
最初の出だしは阿部桂子さんもどっしりとした感じの歌ですけど、手事に入ると逆説的な趣になりとても味わい深いと思います。
そもそも曲が明るい曲ではないので、手事の処理はそれだけに難しいのではないでしょうか?

地歌は歌詞が女性の心情を歌う物が多いのですが、「残月」は追善の曲という事で、歌詞もなんだか素敵ですよね。
月の都に住むやらん、なんてすごく感傷的でいいですねえ。
藤枝梅安
2010/07/08 00:00
月の都というのはあの世のことなんですよ。
「融」の最期も「月の都に入り給ふ」とありますね。
ありす
2010/07/08 06:27
残月、ありがとうございます。大変嬉しく存じます。早速勉強致します。感謝、感謝です。また暑くなるようですが管理人様のご健勝をお祈りします。
六段
2011/07/23 22:40
尺八は、人間国宝の青木鈴慕先生です。素吹きのCDと同じ演奏です。
法華門
2012/03/19 07:20
尺八の演奏者は青木鈴慕先生ではないはずです。
青木先生ならばもっと音を厳しく鳴らして演奏されるはずです。
私はこの演奏を聴いて小曽根蔵太先生かその弟子の上津原孝一に違いないと思います。
小曽根先生は川瀬里子先生をして日本一と言わしめた尺八の名手です。
たけお
2014/03/11 22:38
前回のコメントは舌足らずでしたので、再度書かせてもらいます。
一曲目の尺八演奏者は青木鈴慕師で三曲目は鳥居虚霧洞師ですが、二曲目の尺八奏者が誰だか分からないようなので明確にしておきたいと思います。

上津原孝一(私の亡父)に間違いありません。自信をもって申し上げます。阿部先生、藤井先生との合奏です。
会場などはわかりませんが、阿部先生とはよくお付きあい頂いていたようです。
余談ですが阿部先生が白内障の手術を受けられた後のメガネは父が検査をしお作りしたものです。
宮城先生のお側に仕えていた書生時代を通じて、色々な演奏家の方々とご縁があった模様です。

歌詞解説で何時もお世話になっている地唄Fanで父の演奏に触れようとは思いもかけないことでした。
アップしていただいた管理人のお方に感謝いたしす。
福岡、鈴々
たけお
2014/04/08 12:59
残月の録音をアップして、心から感謝を申し上げたいです。今でも鳥居虚霧洞の吹き方は鳥肌ですね。
変なドイツ人
2016/12/29 10:08

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