地唄FAN

アクセスカウンタ

zoom RSS 鐘ケ岬 (山田流)

<<   作成日時 : 2010/03/19 08:12   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 15

地唄FAN管理人です。

現在「新娘道成寺」の準備を進めておりますが、もう少々お時間を下さい。

昨日は山田流出身のみゅうみゅう様からコメント頂きました。そんなこともきっかけで本日は同趣旨の山田流の「鐘ケ岬」をアップ致します。私はほとんど山田流には知識もなく何もコメントすることは出来ませんが、聞く限りでは「新娘道成寺」そのものの山田流による演奏と考えた方が良いと思います。「新娘道成寺」をお待ちの皆様にはちょっと肩すかしの感があるかもしれませんが、お聞き頂ければ幸いです。
演奏者に関する情報なども失ってしまいましたので、これ以上記載することが出来ません。スミマセン。

みゅうみゅう様ならばどなたの演奏によるものなのか?がお分かりになるのではと期待しております。可能で有ればコメントよろしくお願い致します。


20AB02


「地唄FAN」は地唄の音楽事典としてお使い頂くことを目指してます。
以下から一覧表をご参照下さい。

作曲者別一覧表      五十音順一覧表      演奏者別一覧表

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(15件)

内 容 ニックネーム/日時
管理人さん、お疲れ様です。
実は「鐘ケ岬」としては初めて聴きました。
先日、長唄の「京鹿子娘道成寺」を聴いたのですが、
そちらの方に近いと感じました。特に唄ですね。
なるほど、江戸趣味とはこういうものなのか、と
やはり勉強になります。
山田流はほとんど聴く機会がないものですから。
とんちんかんなこと述べているかもしれませんが
山田流についてはほとんど知らない者の感想として
寛大にお読みください。
ありす
2010/03/19 12:45
鐘ケ岬は初めて聴きましたけど、率直な感想は
ほとんど生田流の新娘道成寺と変わらないんですね。
歌詞も同じだし、でも所々かすかな差異があるのですね。新娘はとても素敵な曲なので山田バージョンでも楽しめました!

先生の話ではこの鐘ケ岬は地唄舞で有名だそうです。
新道成寺も舞があるそうなので、道成寺ものは
やっぱり舞によく合うんでしょうか。
o(´ω`)o

地唄舞といえば、この前坂東玉三郎さんのDVDをツタヤでレンタルして見たのですが、「由縁の月」と「葵の上」がとても素敵でした。地唄も踊りと一緒になるとまた違う趣でお酒によく合いそうです。



raimund
2010/03/19 21:30
地歌「鐘ヶ岬」は、長唄の「京鹿子娘道成寺」の流れを汲む作品で、初代中村富十郎が関西で「娘道成寺」を初演した折、「九州釣鐘岬(かねがみさき)」と題して踊ったものがそのまま「地唄・鐘ヶ岬」として残り、更にそれを荻江節に移したものが、荻江節「鐘の岬」だとの事。山田流の「鐘ヶ岬」は、お決まりの壱の糸を低く取る高調子の為か 筝の旋律の方が前面に出てきていますね。(聴いたことがないので知らないのですが、生田はたぶん低調子ですよね?)
そこで教えて欲しいのですが、地歌の「鐘ヶ岬」と「新娘道成寺」は 同一曲なのですか?
また、私が習った譜面では 深草検校作曲となているのですが…腑に落ちません。
みゅうみゅう
2010/03/19 23:05
私の大好きな「新娘道成寺」の曲の名残を感じるすばらしい曲ですね。旋律が多少変われど、やはり名曲の風格?

初心者の私としましては、何も難しいことが分からないので、使わせていただいている楽譜の巻末に載っている誰が書いたか分からないコメントを載せさせていただきますと、

「作曲者は岸野二郎三と伝えられる三絃もので、後代各地それぞれにて色々に弾かれ、箏には宮原検校の中空調子に二の絃を七と同音に高くしたもの、熊本では本田勾当の手付け、中国地方では葛原検校の手付けあり。三絃替手には九州の津久之都の三下りがある、宮原検校の箏と三下りの替手が今では全国的に行われている。なお三絃後唄の替手は富崎春昇の手付けに成る。

曲名を新鐘ヶ岬とも称し調作未詳の古典鐘ヶ岬の一部をそのままの歌詞とするからで、道成寺ものの一種ではあるが、歌詞の中は道成寺の物語とは何の関係もない・・・。省略」
というコメントが書いてあります。

地唄って口伝えだから、数世紀を経てこんなことになっちゃったんでしょうか???

でも録音はとても楽しめました!!
藤枝梅安
2010/03/20 14:30
すみません。上に載せた曲の解説は私の使っております、「新娘道成寺」の楽譜に載っている解説です。
「鐘ヶ岬」は習ったことありません。口足らずでした。
藤枝梅安
2010/03/20 14:39
岸野二郎三の作曲したのは「古道成寺」で、
「新娘道成寺」は石川勾当(一説では菊岡検校)
ですよね。
それ以外はおそらくそのとおりだと思いますが。

「鐘ヶ岬」についてはみゅうみゅうさんの
おっしゃるとおりだと思います。
「新娘道成寺」の山田流版が「鐘ヶ岬」
ということでいいのだと思いますが、
「深草検校作曲」となっているのは、
あるいは、山田流へ移調した、という
ことなのかもしれませんね。
ありす
2010/03/20 16:00
すみません、調べていてわかりました。
「新娘道成寺」というからには「娘道成寺」
があるのです。三下り端歌で、それに手事を
付け加え曲調を改めたのが「新娘道成寺」、
とおおまかにいうとなるようです。
一方、「古鐘ヶ岬」というものもあり、
その作曲者が深草検校で、それに
手事をつけたものが「鐘ヶ岬」です。

で、別曲のように思われますが、実は
「娘道成寺」も「古鐘ヶ岬」も
「京鹿子娘道成寺」以前に京都で演じられた
「娘道成寺」を取り入れたものでして、
同一といってもまあ差し支えないもののようです。

というわけで、ルートが異なるので
曲名も違いますが、ほぼ同一曲というのは
こういうことのようです。
細かい異同があるのは、流派の別と言うよりは、
こういったルートの違いに派生するもののようです。

しかし、こうなると、「娘道成寺」の音源、
どこかにないものか、聴いてみたいですね。
ありす
2010/03/20 16:40
「娘道成寺」の三下り端唄ってのは、地唄の端唄物ではなく小唄とか端唄といった別ジャンルの端唄の方なんですか?
聴いてみたいですね。

こうして突き詰めると、一つのモチーフがいろんな人や場所でそれぞれの好みで変わっていくというのは、なんだか曲も生き物のようで面白いですねえ。

「京鹿子娘道成寺」は坂東玉三郎さんのDVDで観ました!歌詞は道成寺物だー!って感じですよね。

それが地唄になるとこのように風雅に!?
すばらしい。
藤枝梅安
2010/03/20 18:06
「娘道成寺」は「地歌の端歌物」の端歌です。
漢字が端歌としてあるのはそのためです。
(ちなみに地歌の「長歌物」もこのような漢字ですので長唄と区別が出来ます。)
本当、聴いてみたいですね。

しかし、おっしゃるとおり、唄は生き物なんですね。
こうして調べてみると、なんだか
私も楽しくなってきました。
ありす
2010/03/20 18:33
ありがとうございます!(●>∀<)
娘道成寺を習えるかどうか今度先生に聞いてみたいと思います。
今端歌物を色々教えてもらっているんですが、
今やっている「ゆき」もその次にやる「由縁の月」も美しい曲ですよね〜。端歌ものは短くて完結されていて、覚えやすいので最高です。一人で弾いて楽しめますしね。長歌物というのは初めて聞きました。まあたぶん端歌物の反対に長いから長歌なんでしょうけど、管理人さんにリクエストされていましたね。
どんな曲があるのか知りませんけど、私としては知らない世界に足を踏み入れる感じで、そちらの方にも興味津々です! 
また色々教えてくださいね〜。
藤枝梅安
2010/03/20 22:17
地唄は地歌と書く方が正しいのですか?
長歌と長唄っていうのも区別上は確かにちゃんと知っておかなくちゃいけませんね〜。同じ歌でも漢字によって意味が変わってくるのでしょうか?
なんか頭が〜う〜ん。
(;≧皿≦)。゜°。ううううぅぅぅ

結局のところ
地歌では
1、新娘道成寺(鐘ヶ岬)
2、新道成寺
3、古道成寺
4、娘道成寺(端歌物)
と4つの道成寺物があるということですね!
勉強になりました。



raimund
2010/03/20 22:28
なるほど 箏の手付は数種あるということですね。
藤枝梅安さまのコメントによりますと、宮原検校の箏と三下がりの三絃替手が全国的とのことですが、私の知っている山田流鐘ヶ岬は本調子はじまりなのですが… いまいち釈然としないのは 私だけ?
今度 生田の譜面を見てみます。
みゅうみゅう
2010/03/20 23:43
先ほどコメントしたものは私の習った
「新娘道成寺」の楽譜の説明なので、紛らわしいことを書いてすみません。でもなんだかんだ言って私のこの新ムスの楽譜も本調子なんですよ。
変な解説ですよね。
しかも「新娘道成寺」は別名「新鐘ヶ岬」ともいうとかいてあります。なんだか頭が混乱します。名前多すぎ。
結局はraimundの書いた通り道成寺物は上の4つってわけですよね。
ただありすさん的には「鐘ヶ岬」の前身の「古鐘ヶ岬」というのもあるそうなんで5つですか?
藤枝梅安
2010/03/21 00:10
いえいえ、おかしなところはないと思いますよ。
「替手」が三下り、ということで、本手と調弦は違ってもおかしくありません。
三下りは非常に機能的な調弦なので、技巧的な手事など、三下りに調弦変える
ことも多いですし、これまた技巧的な「替手」には、本手の調子に関わらず
三下りのことが多いのですよ(例えば替手手付の名手、石川勾当の
「八段」「玉川」「吾妻獅子」など、全て本手とは違う三下りです)。

あと、これも言葉足らずだったかもしれませんが、
要するに京都での芝居である「娘道成寺」の芝居唄を取り入れたのが
「娘道成寺(端歌物)」と「古鐘ヶ岬」で、これは同一と考えても
問題ありません。ですから、その発展版である
「新娘道成寺」と「鐘ヶ岬」もほぼ同一なんですね。
「新鐘ヶ岬」というのは、要するに「古鐘ヶ岬」に対する呼び方なので、
「新」をつけなくても同じことだと思います。
(手事ものの「新青柳」「新浮舟」は「新」があったりなかったりするのと
同じことだと思います。)

あと、「地歌」に関しては、「地唄」でもどちらでも良いそうです。
「端歌」「長歌」に関しては、同名別ジャンルがあるので、使い分けは必須なのです。
ありす
2010/03/21 00:57
朝起きて早速入室しましたら
また丁寧な説明をありがとうございます。

三下りの件、確かにおっしゃる通りですね。
楽譜を見ると確かに三絃はすぐに三下りになりますよね〜。

私のような凡人には箏も三味線も同じ調子が一番合うんやないかなどと、ついつい考えてしまいますが、昔の検校さんなんか異常な聴力の持ち主でしょうから、こうした繊細な組み合わせを作曲できるのでしょうねえ。

三絃を習い始めて3ヶ月目ぐらいに、本調子を基本として、三下りは感情表現に適していて、二上りは風景描写によく使われますよと先生がレクチャーしてくださったことを鮮明に覚えておりますが、三下りは伴奏表現にも適しているんだということを勉強させていただきました!
それにしてもお詳しいですね。
専門的に勉強されている方なのでしょうね〜。
何度も読み返さないと私のような初心者には理解できません。まだあまり曲を知らないのもあるんですが・・・。

地歌はの漢字はどちらでもいいということで安心いたしました。だってもし地歌と表記しなくてはならないなら、管理人さんに「地歌FAN」に改名しなきゃだめですよといいそうになりましたから・・・。
梅安
2010/03/21 09:11

コメントする help

ニックネーム
本 文
鐘ケ岬 (山田流) 地唄FAN/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる