地唄FAN

アクセスカウンタ

zoom RSS 園の秋

<<   作成日時 : 2009/07/02 12:45   >>

ナイス ブログ気持玉 11 / トラックバック 0 / コメント 6

最近 皆様が活発にコメントして頂けるので嬉しくて次々にアップしてしまいます。

ここからは大昔になにかでエアチェックした物を3作 アップします。

それが終わるといよいよ次は富崎 春昇師に入っていきます。これは必聴ですよ。

それに進んで行くにも皆様からのコメントの支援が有ると管理人としてもより一生懸命になり、更新スピードが早くなると思いますので是非ともよろしくお願いします。

それでは「園の秋」です。これは太田 里子師による三弦合奏での演奏です。このブログを聞きに来ておられる方の中にも三弦合奏がお好きな方がおられるようなので、楽しんで頂けると思います。

これも最近ではほとんど演奏を聴くことが無くなってしまった曲ですがこんなに良い曲なのにと思わされます。


05B01

次回は「舟の夢」をアップ予定です。またのお越しをお待ちしております。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
  Special thanks to 管理人 千 様  
    (邦楽データベース → 古典データベース) 

          http://www.eonet.ne.jp/~tngk/deta/koten/frame.html

                            (ご紹介者:藤枝 梅安様)
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

園の秋(そののあき)


  たゆふすは。皆かしにいで、露ばかり。
  あとに苅萱(かるかや)、桔梗屋の、その庭面(にわもせ)も、秋くれば。
  時に尾花や女郎花(おみなえし)。廓景色と打ちつれて。
  しゃんと小褄を鳥兜。
  おのの頼風(よりかぜ)寄り添ひて、咲き乱れたる萩薄(はぎすすき)。
  その手にからむ朝顔の。
  東雲方(しののめかた)の朝嵐、空も匂ふか、秋の七草。


廓の大夫衆は皆お茶屋に出払ってしまい、あとに残っているのは、つまらぬ女郎ばかり。その苅萱や桔梗でもあげて遊ぶことにするか。さて、ここ桔梗屋の庭の面も秋が来れば尾花や女郎花などが咲き誇る。それが廓景色というものか。こんな女郎たちでも踊るときはかたちどおり、小褄をしゃんととって踊る。やがて夜になればそれぞれ寄り添う人に寄り添って、萩や薄など物言う花が咲き乱れる情痴の世界となり、その手は朝顔のように絡んで、明け方の朝嵐まで続く。さても、空も匂うような秋の七草である。

解説
[調弦]
三絃:三下り
箏:半雲井調子

[作曲]
菊岡検校
箏手付け:八重崎検校

[作詞]
三井次郎右衛門高英

[他]
京風手事物。
秋の七草を読み込んで、京の島原の廓景色をうたったもの。手事は『四季の眺』の掛合に倣ったものと言われ、チラシが付く。
三絃のみ(本手と地)の合奏も行なわれ、地は津山検校の『大和文』の手を取り入れたものと言う。


インターネット上で見つけた歌詞の解説サイトです。こちらはリンクして参照頂くのが良いのではと思いますので、URLを掲載させていただきます。(山戸 朋盟様のHPより)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~houmei/kasi/sonono_aki.htm


「地唄FAN」は地唄の音楽事典としてお使い頂くことを目指してます。
以下から一覧表をご参照下さい。

作曲者別一覧表      五十音順一覧表      演奏者別一覧表


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 11
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
太田先生の「園の秋」は初めて伺いました。「園の秋」は今や九州系しか演奏会で弾かないようですね。他の流派の「園の秋」も聴きたいところです。
今や箏曲といわれてしまっておりますが、箏がなくても十分鑑賞に値する演奏ですね。三絃のみの方が地唄らしいように感じます。
次回の「舟の夢」も気になりますが、富崎春昇もかなり気になりますね。よろしくお願いします。
会員第一号
2009/07/03 12:47
会員第一号様

コメント有り難うございます。太田先生の「園の秋」は初めてだったとのこと。何よりでした。本当にこれも良い演奏ですよねぇ。私は逆に箏入りの「園の秋」はあまりお目にかかったことが無くて記憶が薄いです。

次回の「舟の夢」も良い演奏と思いますよ。

富崎春昇さんの演奏をアップするために準備中ですが、久々に演奏を聴きました。まさに名人中の名人ですねえ。過去にかなり聴きこんだ事もありますが、冒頭から引き込まれて一曲あっ!と言う間に聞き終わってしまいます。あの力は何なのでしょうか。

是非ご期待下さい。
地唄FAN管理人
2009/07/03 18:49
菊岡特集でしょうか?

聴きたくても音源がなかなかないので嬉しい限りです。

以前アップされた「御山獅子」も調べたら菊岡でしたね。
「ままの川」「船の夢」「楫枕」「磯千鳥」とか、こういう曲を(断片しか知らないのもありますが歌詞だけ)並べてみると菊岡という人は「艶もの」の人だなぁと思います。

この曲はかなり落ち着いたテンポで、穏やかな情緒があり、「ままの川」の悲惨な境遇を表現したのとは対照的ですね。八重崎との喧嘩のエピソードといい、菊岡は個性の強い人ですよね。

「舟の夢」、楽しみです。

それから富崎春昇も楽しみです。

私も富崎春昇のある曲の録音を聴いてひっくり返りそうになるくらいびっくりしたことがあります。

宮城道雄、今井慶松は復刻CDが出ているのに、
富崎春昇とか菊原琴治、米川琴翁の復刻が出るという話は寡聞です。

それを考えると管理者様に感謝、感謝です。
喜音院
2009/07/03 23:29
喜音院様

コメント有り難うございます。特に菊岡検校の連続と言うことで意識しているわけではありませんが、単なる偶然ですね。

継続してお聞き頂き感謝しております。

「舟の夢」が楽しみとおっしゃって頂けると励みになりますので、本日「舟の夢」をアップさせて頂きます。こちらもお聞き下さい。

富崎春昇さんは私が最も好きな演奏家です。今後7曲連続しますので、是非ともお楽しみになさって下さい。

富崎師の演奏をお聴きになって、「ひっくり返りそうに驚いた」とのこと。何となく分かるような気がしますが、どの様な曲をお聴きになったのでしょうか。是非とも教えて頂ければと思います。

富崎師の演奏はまだ幾つか御座いますが、私の保有する中には残念ながら菊原琴治師、米川琴翁師の物は有りません。この辺の方々の演奏に関してはまたさかのぼって探して見ることにいたします。

今後ともよろしくお願い致します。


地唄FAN管理人
2009/07/04 07:47
管理人様

話の前後を端折って申し上げます。
私が感銘を受けましたのは富崎師で驚いたのは確か「蕗菜組」であったと思います。地唄筝曲についてほとんど何も知らない時分、東京国立国会図書館の視聴覚室で聴いたこの演奏が得も言われず神聖で、無邪気で楽しそうに耳に響いておりました。

富崎師の演奏がまた拝聴できるということ、本当に有難い限りです。
喜音院
2009/07/04 23:35
喜音院様

コメント有り難うございました。

喜音院様がお聞きになったのは富崎春昇師の「蕗菜組」でしたか。私も保有しておりますが、結論から言うとすぐにアクセスできる環境には置いておりませんので、今回のアップ予定の富崎師の演奏には含まれておりません。

私の手持ちが尽きて、別場所に保存している物まで取り寄せてアップするような時が来ることが有れば、お聞き頂くことも出来ると思います。今のペースだと2年以上は先になると思います。

とりあえずは現在の手持ちの物でお楽しみいただければ幸いです。

これからも色々とご教示下さい。よろしくお願い致します。
地唄FAN管理人
2009/07/05 07:55

コメントする help

ニックネーム
本 文
園の秋 地唄FAN/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる